LINEが独自の仮想通貨”LINK”を10月16日から発行開始することを発表しました。
LINEがLINK…なんだかややこしいと思うのは私だけでしょうか?
今回はこのLINEが発行するLINKトークンについて見ていきたいと思います。
LINKトークンとはどんな通貨なのか?
LINKトークンとは「LINE Token Economy」にて使用される通貨です。
「LINE Token Economy」とは詳しくはこちらの記事を見ていただくとわかると思いますが、簡単に説明すると、LINE Token Economyのプラットフォーム上でなにかものを購入したときにでLINKトークンで還元したり、なにかLINEに対して貢献をしたとき(例えばコンテンツがバズったときにポイントが与えられる等)にLINKトークンで還元したりするということです。
LINEは今後、分散型アプリ(DApps)を続々と発表予定です。
そこで活用していくということですね。
どういう分散型アプリ(DApps)が開発されるかというと
Q&A型の情報検索システム、wizball(Yahoo知恵袋的なもの)
次に出るサービスなどを予想して楽しむ未来予想型プラットフォーム4CAST
色んな商品をレビューしていくフォーム、Pasha
日本全国の飲食店のグルメレビューをするプラットフォーム、TAPAS
旅行の思い出を共有していくロケーションSNSプラットフォーム、STEP(仮)
などを開発していくようです。
色んな会社が分散型アプリ(DApps)の開発はしていますが、なかなか広まっていかないという現状、世界最大のSNSであるLINEが分散型アプリ(DApps)を開発することでこの状況を打破できるのではないかと思います。
ちなみにLINKトークンの概要は
トークン銘柄:LINK
トークンタイプ:独自
トークン発行数:1,000,000,000LNK
ユーザーへの発行比率:80%
ちなみにICOはせずに直接BITBOXに上場するようです。
現在もBITBOX内で取引をすると、取引額に応じてLINKトークンはもらえるようです。
海外に住んでる人が羨ましい…
日本でBITBOXのページにいこうとすると…
このような画面がでます。
いつか日本でもBITBOXが使えるようになることを祈っています…
LINKトークンの日本での購入方法は?
LINKトークンは10月16日にBITBOXに上場、取引開始となります。
BITBOXはLINEが運営する仮想通貨取引所で、現在は日本、アメリカでは口座開設ができないようになっています。
残念ですが現在の状態では日本ではLINEトークンは購入できないです。
日本ではLINKトークンのかわりにLINK POINTというものが配布されるようになります。
このLINK POINTは「LINEポイント」に交換して利用することができるようになります。
LINEポイントは1ポイント=1円の価値として、LINEPayでの決済やスタンプの購入などに利用できるようになります。
LINKPOINTはdAppsを使うという部分以外は楽天ポイントなどのポイントとほぼ同じ扱いになるようですね。
世界を代表するIT企業が発行するLINKトークン、上がりそうな感じがするので、日本の金融庁への対策ということなのでしょうが、日本で購入できないのはとても残念です…
しかし、LINEのCEO、出澤剛氏もLINKPOINTの日本の仮想通貨/暗号通貨取引所への上場について、
”そういうことも含めいろいろ考えている”と言っていることから、将来的にはLINKPOINTの上場、またはLINKトークンやBITBOXが日本でも使えるようになるという展開もあるのかもしれないですね。
LINKトークンの将来に期待しましょう。