ETH2.0が12/1から開始しました!
要はETHがアップデートして新しくなりましたよ~ってことなんですが、何が新しくなったのでしょうか?
できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。
もくじ
ETH2.0で変わった大きなポイント
ETH2.0では色々な変更がされているのですが、大きく変わったのは2点
・シャーディング(Sharding)の実装
・POWからPOSに変更になった
この2つです、順に見ていきましょう
シャーディングってなに?
まずはこれ、シャーディングが実装されたのか~、うんうん。
・・・なんて人はごく少数のはず、私もわかりませんでした。
シャーディングを検索してみると
sharing は主にデータベースに対して使われていた用語です。
データベースの分割方法として、垂直分割と水平分割があり、水平分割がshardingと呼ばれます。
・垂直分割はデータベースを役割ごとに分割する方法で、分割した先のデータベースは異なる役割を持ちます。・水平分割は、データベースを同じ構成の複数に分割する方法で、分割したデータベースは同じ構造を持っています。これがshardingです。
これにより、データベースを分割することで、負荷を分散化することができるようになります。
とありました。
ブロックチェーンにおけるシャーディングはデータを分割することによってトランザクションの承認を分担して行い、スピードを早めることができるそうです。
簡単にいうと、
”シャーディングで送金の速度が早くなる”
って解釈で問題ないと思います。
POWからPOSへの移行について
次はPOWからPOSへの変更について。
仮想通貨やってる人ならPOW、POSという用語は聞いたことがあると思います。
POWは取引の承認作業をするとその報酬としてコインが貰えるマイニング方式、グラフィックボードを大量に購入してマイニングファーム作ってやるあれですねPOWを採用している一番メジャーな通貨はBTCです。
POSは仮想通貨の保有量に応じてコインを貰える仕組みです。
NEOなどがこの方式を採用しています。
ETHもこれまではPOWだったのですが、今回のアップデートでPOSに変わりました。
32ETH以上所有しているとマイニングに参加する(ノードになる)ことができ報酬がもらえるようになります。
…で、結局どうなったの?
ETH2.0になって大きく変更された点を紹介しました。
これによって何が起こるかと言うと…身近なところでは
・送金手数料が安くなる
・処理速度が大幅に上がる
この2点が大きいです。
送金手数料が安くなって処理速度が上がれば、少し前に流行ったけどとにかく送金手数料で悩まされたUniswapでDefiのレンディングなども、やりやすくなります。
これからまたDefi関連が話題になってくるかもしれませんし、更に新たな技術がでてくるかもしれないですね。
ちなみにETH2.0は始まりましたが、まだ完成しているわけではありません。
現在はPhase0、これから2年以上かけて完成していきます。
これからの発展に期待しましょう。