2/2 更新 先程コインチェックに金融庁が立ち入り検査をするということが発覚しました。日程は2/2、つまり数時間後です。これはかなり危険な気がします。立入検査をするということはコインチェックに現金がないということがすでにわかってるのではないかと思います。
もし現金がなければお金の払い戻しがされないままコインチェックが破産手続開始…そうなるとお金の返済は一切なくなってしまいます。
ここまでならないことを心から祈ってます…
コインチェック(Coincheck)のNEMがハッキングされた問題もNEM所有者には全額返金という形で解決することになりました。
一番NEMが下がったときの金額に近い金額なので、得に年末から税金対策でホールドしていた方なんかはかなりダメージが大きいみたいで、Twitterなどを見ても
返金予定の463億円は「現預金で」 コインチェック https://t.co/ZGi8UxlwWY
NEMで返せよ底値のJPY換算じゃ117億円分顧客が損してるぞ— うえむら@Forza7/FGO (@Mks_vetteC5) 2018年1月28日
コインチェックはXEMを調達してXEMで返還しないとおかしいですよ。JPYで返還される顧客は機会の損失+納税の発生で大損害。コインチェックはインサイダーとしてXEMの価格形成も予測出来る立場にいた。これは犯罪に近いと思います。
— 猫組長 (@nekokumicho) 2018年1月28日
コインチェックはNEMを88円で補填と書いてあるが、強制利確で税金はかかるし現在NEMは大高騰して損でしか無い。しかもいつ払うかも決めてない、報道は沈静化。刑事訴追の可能性もあるし注視する必要がある。
— タイガー倉内 (@King_kurachi) 2018年1月28日
などなど…批判やら擁護やらTwitterでコインチェックと検索すると、絶え間なく更新されるので見てて飽きないです(笑
かくいう私も
当日のNEMの取引停止の報告を受けて、
”なんかわからんけどヤバそう!”と思って他の通貨の退避はできたのですが、NEMだけ間に合わなかったです。
まぁ50だけですが(笑
私の場合は6つの取引所に分けて運用しているので大きなダメージはなかったです。
今回のコインチェック(Coincheck)のNEMハッキング事件、もちろんハッキングしたハッカーも悪いですし、使えるセキュリティを使ってなかったコインチェックももちろん悪いです。
でも損害を自分のせいにしないで全て他の人達に全て丸投げするのはやっぱりちょっと違いますね。
私も含めてですが、仮想通貨は改めて盗まれる可能性があることを自覚し、自分で自分の身を守ることに専念しておかなければいけません。
そこで、これから取ることができる自己防衛対策を紹介したいと思います。
もくじ
取引所を分散し、ハッキングされたときのリスクを減らす
一番簡単に取ることができるのはこれ、取引所の分散です。私も国内、国外含めて多数の取引所に資産を分散させています。
私が使用しているのはコインチェック(Coincheck)以外にも
等に資金が入っています。
どれか一つが今回のコインチェック(Coincheck)のように取引できなくなっても他の取引所で取引ができるので、チャンスを逃すことがありません。
長く取引している方ならわかると思いますが、今回みたいな大きな事件でなくても取引するチャンスにサーバーがダウンして何もできない…なんてことにもなりませんし、最悪どこか一つの取引所がいきなりなくなってもそこまで大きな痛手にはならないようにしています。
最低限2段階認証はしておこう
今回話題になったマルチシグ…とまでは言いませんが、ツーファクター認証、2段階認証は最低限かけておきましょう。
IDやメールアドレスとパスワードだけだとハッカーたちは簡単に見破ってしまいますが、2段階認証は常に数値が変わっていくので、見破られにくいです。
取引所の閉鎖などのリスク回避にはなりませんが、自分のウォレットからお金が抜かれる対策にはなります。簡単に2段階認証は設定できますので是非やってみたください。
長期的に所有する通貨はコールドウォレットへ
今回のコインチェックの会見でマルチシグと同様、気になった言葉にホットウォレットとコールドウォレットという言葉があります。
ホットウォレットは取引所のアカウント内のウォレットなどのような常にネットに接続されているウォレットのこと。
ホットウォレットに保存されてるというのは机の引き出しに財布を入れたままにしているというのとあまりかわりがありません。
やはり財布は人の目につかないところに保存しておくのが盗難のリスクが少ないです。
そんな環境を作るのがネットにつながってないところに存在させることができるコールドウォレット。
パスワードをPCのに保存せず紙に書いて保存するペーパーウォレットやハードウォレットがそれにあたります。
ただ、ハードウォレットはAmazonなどで購入すると、それ自体が偽物でそこからパスワードを盗まれるという事件も海外では発生しているので、ちゃんとメーカーから直で購入するのが望ましいです。
ハードウォレットで有名なメーカーの一つ、LedgerのLedger nanoはこちらから購入できます。
(購入時に「L500」というクーポンコードを入力すると500円安く購入できます)
Bitcoin
Bitcoin Cash
Dash
Dogecoin
Ethereum
Fido U2F
Hello
Komodo
Litecoin
PoSW
Ripple
Stratis
Zcash
これらの通貨のうち4種類の保存ができますので、この辺をガチホしている方は検討してみるのもいいかもしれないですね。
まとめ
コインチェックのNEMハッキング事件は仮想通貨業界の事件の中でもかなり大きな事件だったのは間違いないですが、それでも世界中の仮想通貨の流通量を考えるとそこまで大きな痛手ではないです。
(個人的に大ダメージの方は結構いらっしゃると思いますが…)
今回のことを教訓にして、何が起こるかわからないから、何が起こっても耐えうるだけの対策をちゃんとしておきたいですね。
今回は仮想通貨をハッキングされないための対策について、いくつか紹介しました。
特に取引所の分散、二段階認証の2つは無料でできて、しかも対策としてはかなり効果的ですので、是非やってくださいね。