ずっと先送られていた消費税の10%、ついに明日、10月15日の臨時閣議で採決されるようです。
私は消費税が0のときから存在しているのですが、
0%→3%→ 5%→8%と徐々に上がっていきました。
はじめの0→3%のときは端数が出るので1円玉が大量に必要になる…という話をしていたのが懐かしいです。
消費税が0のときは100円だった缶ジュースが消費税の値上げとともに
110円、120円、130円と上がっていったのもなんだか懐かしいです。
実際に消費税の10%が開始するのは来年の10月からということなのですが、今回の増税にはちょっとした抜け道ができるようなんです。
今回はその消費税の増税を回避する方法を今わかっている限り紹介したいと思います。
消費税10%を回避する簡単な方法とは…?
では早速その消費税10%を回避する方法を説明していきます。
…というほど難しい方法ではないのですが、
”現金を使わない”これだけでいいのです。
現金を使わないと言っても何もものを買わない…というわけではありません。
クレジットカード等でキャッシュレス決済をすれば上がった消費税分が還元されるということです。
中小店舗に限るということで、どこまでがそれに値するのか等、不明な点は多いのですが、
店舗が増税分、2%を還元するのであればその2%は国が補助します。という形を取るようです。
また、負担軽減策として、エコカー減税の延長や住宅ローン減税の拡充なども検討しているそうです。
また、今回の増税は食料品は税率は上がらず8%のまま据え置きにするなど、工夫もされています。
消費税が上がると単純にみんなの買い控えがはじまり、一時的に景気がかなり冷え込みます。
前回の消費税が5%から8%に上がったときは内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナスとなるなど、かなりの冷え込みがありました。
今回は上記のように10%の消費税を払わない抜け道も用意されているので、前回ほど冷え込む…ということはなさそうですね。
仮想通貨と増税になんの関係が?
さて、なぜ仮想通貨/暗号通貨サイトでこの増税の話を取り上げたかと言うと、この現金を使わなければ減税しますという部分に
”日本もキャッシュレス化を進めたい”
という思惑が見え隠れするからです。
近隣の中国はキャッシュレス化が進み、特にスマホを使ったモバイル決済は日本とは比較にならないほど中国は進んでいます。
もはや現金を持ってなくても生活できるレベルまで達しているのに対し、日本は殆どキャッシュレス化が進んでいない。
増税の景気の冷え込み対策と同時にコチラの対策もしたいものだと思います。
まだ仮想通貨を使った支払いというのは残念ながら一般に浸透してるとは言い難い状況ではありますが、来年からの増税は仮想通貨を使った決済の浸透には追い風なのかもしれません。
増税はやはり嬉しいものではありませんが、それによって仮想通貨の利用価値が高まるのであれば、歓迎したいなと思います。