今日Twitterを見てるとこんな記事を発見しました。
1BTCをマイニングするためにかかる費用の国別の一覧😎ベネズエラが$531で一番安い❗️CISだとベラルーシ、ウズベキスタン、ウクライナが$2000前後で安いね~ アジアだとミャンマー、バングラデシュが安いのね🙃 pic.twitter.com/R3VglOQybq
— ロシアンOLちゃん (@crypto_russia) 2018年10月19日
ほう…ベネズエラ、マイニング格安じゃ?
どうにかしてマイニングプール作ればすっごいことに…
とおもってちょっと調べて見たところ、衝撃的な事実が発覚しました。
もくじ
ベネズエラがダントツでマイニング格安!
上記のツイートにもありましたが、この表が1BTCあたりのマイニングの費用一覧。
マイニング機材の費用などはもちろん入ってないのですが、これを見るとどこでマイニングをするのが一番費用がかからないかわかります。
こうやって見ると日本はおもってたほど電気代高くないんですね。
日本でもマイニングプールを運営してる人がが多い中国は日本の半額以下ですが、日本の倍近い電気代の国も結構あります。
アジアはミャンマーやバングラデシュがやすいですが、この中でダントツに安い国がベネズエラ。
なんとその金額、日本の1/16!
この国で大きなマイニングファームをやれば、ボロ儲け…とおもってたのですが、やっぱりなかなかそうはいかないようです。
ベネズエラの電気代がダントツで安い理由
まず、なぜこんなにもベネズエラの電気代は安いのかですが、それは国の制度によるものでした。
ベネズエラでは電気代に対して国が助成金を出しているそうです。ですのでベネズエラの国民は電気代が格安で使えます。
しかし、助成金が出る代わりに、どれくらい電気を使っているかを国に見張られていて、異常な電気の使用量が検知されれば、すぐに監査が入ります。
そしてマイニングをしていることが国にバレると、機材関係は全て没収。
逮捕までされてしまうというから驚きです。
ベネズエラでマイニングが流行る背景
ベネズエラではそんなリスクがあるにもかかわらず、隠れてこっそりとマイニングをする人が跡を絶ちません。
それには現在のベネズエラの経済的な問題が深く関わってきます。
数年前からベネズエラは経済危機に面しています。
ハイパーインフレも起こしていて、今年は1年で通貨の価値が100万分の1になるという試算も出ていました。
対策として8月20日に一度銀行を強制的に休業させ、通貨の単位を5つ下げたデノミを発令しましたが、問題の解決からは程遠いというのが現状です。
現在も経済難のあまり、1日5000人が国外退去をしているというのがベネズエラの実情です。
国内の通貨がほぼ破綻している現状、世界中どこにいっても価値が同じビットコインにベネズエラの国民は注目しています。
毎日のように通貨の価値が下がっていくベネズエラでは、現金を持っていても日々貧乏になっていきます。
例えばですが、今日100円だったものが翌日200円になっていたら、100万円持っているだけだと、翌日はその100万円は50万円の価値しかなくなったということになりますよね?
このようなことがベネズエラでは現実に起こっているんです。
だったら価値の変動が少ないものに変えておきたくなりますよね?
ビットコインが価値の変動が少ない…とは言いませんが、ベネズエラの通貨よりも少ないのは明らかです。
だからベネズエラの人たちはビットコインを欲しがるのです。
そういえばベネズエラってペトロ(Petro)という仮想通貨発行していたような…
少し前にニュースにもなっていましたが、ベネズエラは”ペトロ(Petro)”という仮想通貨を政府が発行したはずです。
石油に裏付けられた通貨として話題になっていましたが…
今調べてみたら、最近上場したみたいですね、コチラの記事に詳細が書いてありました。
この記事はたまたま上のツイートを見たのがきっかけで書き始めたので、偶然過ぎてびっくりです(笑
しかし、アメリカではペトロは規制されていますし、ICOindex.comでははペトロ(Petro)をScam、詐欺扱いです。
現状ではあまり期待はされてないようですね。
ベネズエラでのマイニングは現実的なのか?
以上のことから考えると、ベネズエラで国外の人がマイニングプールを運営するのはちょっと現実的ではなさそうです。
経済危機という状況からもですが、そもそも国外の人がマイニングプールを運営したとして、電気代の助成金が出るかは疑問なので、実際どれくらい電気代がかかるかもわかりません。
さらに地図を見ると、ベネズエラって
ブラジルの上、南米、地球の裏側なんですね汗
近くの国なら視察や管理に行くこともできますが、南米となるとなかなかそうは行きません。
行き帰りの飛行機代だけでいくらになるか…などを考えると難しいですね。
う~ん・・・残念ですが、いろいろ調べることでベネズエラの経済危機のことやペトロのことなど、とても勉強になりました^^
当サイトオススメの仮想通貨取引所
仮想通貨の取引を始めるのに必ず必要になるのが仮想通貨取引所! 国内、海外たくさんあってどれを使えばいいのか迷ってしまいますよね? そこでここで仮想通貨するなら開設しておいたほうがいい仮想通貨取引所を紹介していきたいと思います。Bybit
仮想通貨するなら最低ここは開設しておきたい!というのがBybit(バイビット)。 Bybitは2018年にシンガポールで設立された取引所です。 おそらくですが、日本人が使う海外取引所の中では一番ユーザーが多いです。 取引画面等も全て日本語に対応していてとても使いやすいです。当サイトからの登録で \最大30000USDTのボーナス!/
日本語でのサポートにも対応、スマホアプリもあり、取引もしやすいです。 スプレッドも業界最小、最大500倍のレバレッジ、手数料も業界最小と悪いところがありません。 とりあえずBybitは開設しておきましょう。