ビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォーク、日程と内容について
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2018年の5月、間もなくビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォークを行います。

今回は詳しいビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークの詳しい日程や内容について紹介していきたいと思います。

ビットコインキャッシュ(BCC)のハードフォークの日程

ではまずビットコインキャッシュ(BCC)のハードフォークの日程ですが、2018年5月15日、世界標準時(UTC)の12時なので日本時間だと+9時間で21時にハードフォークが行われます。

ビットコインのハードフォークはハードフォークは○○ブロックになったら…というようなブロック高がベースになっていることが多かったですが、今回はそうではないようですね。

 

ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークの内容

今回のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークの内容ですが…

ブロックサイズが現在の8Mから32Mにアップされるというのと、スマートコンストラクトの実装が主な点です。

まずはブロックサイズについて、ブロックサイズとは何かというと、1ブロックあたりの大きさです。

ブロックチェーンの仕組みを簡単に説明すると…ビットコインやビットコインキャッシュなどは送金の情報を暗号化してブロックと呼ばれるものに書き込んでいきます。このブロックがどんどんつながっていくからブロックチェーンと言われるんですね。

ブロックサイズが大きいほど送金の処理ができる件数が増えます。

ビットコインでよく送金づまりという言葉を耳にしますが、これはビットコインのブロックサイズが1Mと小さいために処理件数が増えると送金情報がなかなかブロックに収まらない…

電車が満員で乗れなくて、次の電車を待つ…それでも全然電車が足りなくて、電車に乗るのを諦める人が出たり、いつまで立っても電車に乗らない人が出てきたりと、送金情報がまともに処理されなくなるのが送金づまりです。

ビットコインキャッシュは今でもビットコインの8倍のブロックサイズがあるので、そんなに送金づまりはないのですが、さらに4倍の大きさになるためにもっとスムーズに取引が行われます。

電車の例でいうと、電車の大きさがビットコインとビットコインキャッシュでは8倍~32倍違うというわけです。

 

次にスマートコントラクトについて、スマートコントラクトというのは直訳すると賢い(スマート)契約(コントラクト)です。しかしこれではまだ意味がわからないです。

スマートを賢いと訳するとわかりにくくなるので、この場合は機敏と訳するのがいいかもしれませんね。

機敏な契約、パパっと契約できる…ということを表します。

スマートコントラクトを簡単に説明すると自動販売機がわかりやすいです、お金を自動販売機に入れた時点で契約が成立して、ジュースが払い出される。これも大きな意味でスマートコントラクトです。

わざわざ署名などをしなくてもブロックチェーンの技術により、不正などが少ない安全な契約ができます。

現在スマートコントラクトというというとイーサリアムやイーサリアムベースの通貨が有名ですが、それがビットコインキャッシュでも実装されるということですね。これは結構大きな変化です。

 

ビットコインキャッシュ(BCC)のハードフォークでもらえる通貨は?

去年から何度もハードフォークを体験している人は

ビットコインキャッシュでもらえる通貨はなんだろう?ビットコインキャッシュキャッシュ?

とか想像すると思います。

去年、ビットコインのハードフォークが月に何度も行われていた時期、ハードフォークの度に新しい通貨がもらえてました。

ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールド(そういえばコインチェックってビットコインゴールド配布するって言ってませんでしたっけ?)、ビットコインリザ、ビットコインプラチナムなどなど…私も一時期はやたらとフォークコインが増えました。

しかし…残念なことに今回は新しいコインができるわけではないようです。

そもそもハードフォーク=新しいコイン発生…というわけではないようですね…残念。

 

ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークによる市場への影響

ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークによってビットコインキャッシュの価値は上がるのでしょうか?

技術的にはかなり進化する今回のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークですが、ハードフォーク=価値があがるかというと…そうではないですね。

ただ、4月後半からの全体的な価格の上昇の中でもビットコインキャッシュは大きく値を上げています。

ただ、最近はマイクロソフトが支払いにビットコインキャッシュを正式に採用したり、Bitcoin.comがビットコインキャッシュのことをビットコインと呼ぶようになったりと、ビットコインキャッシュにとっては好感的なニュースが多いのは間違いないです。

また、ハードフォークの後その技術が認められればさらに価値は上がると思いますし、もしかするとほんとに基軸通貨が変わる…なんてこともなくはない話だと思います。

とにかく変化のスピードの早いこの業界、ちゃんと情報を収集して対応していきたいですね^^